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ファーム日本一
一ヶ月ほど前に宮崎で行われたファーム日本一決定戦を今更ながら振り返る。イースタンリーグの覇者、日本ハムとの対戦で相手の先発は高卒ルーキー須永でした。

初回、頭を坊主にした森岡が一年先輩の貫禄でセンターオーバーのツーベース。森岡は今年に入って打撃フォームから力みが消え、柔らかくなりましたが、現在は定評のあった守備で悩んでいるようだ。この試合でも打球に合わせ損ねて弾くなど高校時代の華麗さが影を潜めてしまった。彼に限らず、センター中村もクッションボールを誤った揚句、焦って暴投を…。

おまけにサード仲沢は無風状態の平凡なフライを落球、合わせ技で無理矢理セカンドへ送球してオールセーフにしてピンチを広げるなど、とにかく守備陣は醜いの一言…。その五回のピンチは先発朝倉が粘りの投球で切り抜けるが、ベンチに戻る時、仲沢が「わりぃな~」と笑いながら朝倉に声を掛けた、その時!、睨み返した朝倉の鬼のような顔がとても印象的でした。怖すぎ…。(笑)

打線の方は森岡のツーベースの後、須永に軽くあしらわれる。一回り大きくなって逞しくなった須永に手も足も出ない状態で、昨春“須永、プロの評価は?”と中スポに酷評された鬱憤を見事に晴らされる形となった。一応、粘りを見せたドラゴンズが最終回に逆転してファーム日本一に輝いたものの、試合内容は日本ハムの良いところばかりで散々でした。

選手起用にも不満がありましたね。先発メンバーに中堅やベテランが並ぶだけでなく、途中からの代打や中継ぎもベテランばかり…。こういう機会だからこそ若手にチャンスを与えるべきなのに、勝ちにこだわり過ぎでビジョンが全く見えない。使われたベテランの何人かは既に戦力外ですよ。さすがに呆れますよね。
# by 2dstyle | 2004-11-05 20:15 | dragons
週べ・ドラフト完全ガイド
毎年楽しみにしているドラフト完全ガイドだが、最近はこの手の雑誌があちらこちらで発売され、ドラフト候補を見ても特別な新鮮さが無い。隠しダマはドラフト当日まで隠しダマであることは毎年のことなので、小関氏の評価はどうなのかなぁ?という楽しみくらいか。

その小関氏の評価は、当ったり、外れたり、なんだが、その筋の関係者と話すことがあると思うので、指名が噂されている選手は一応失礼の無い評価をしているようだ。そこから大体の指名予想が出来るのだが。

しかし彼は日刊スポーツのそれも担当していて、時折評価が食い違っている選手がいたりする。こっちでは"A"なのに、あちらでは"B"。そういう時は、彼の中で迷っているんだ、つまり"A"と"B"の中間て事なんだな、と個人的に解釈している。(笑)

もう少し突っ込むと、世間的な評価が"A"だとしても彼が納得できない時は他誌で"B"にしたり、逆に彼イチオシの選手を他誌でこっそり(?)と評価を上げ、自己主張しているのだろう、と。何人かいるそんな彼イチオシの選手の一人が、たぶん岩田慎司(東邦)だろう。彼の成長ぶりに注目していきたい。

週べを見て、「おぉっ!?」と感じたのが、涌井秀章(横浜)のふっくらとした顔立ちと両腕の肉付きの良さである。去年もドラフト直前のスポーツニュースなどで須永(F)に対して同じような感想を持ったのだが、故障さえ無ければ彼も伸びるのではないかと思う。意中の球団は無いそうだ。ピンチになればなるほど集中力が増す精神力もまた彼の武器の一つ。

指名して欲しいな…
# by 2dstyle | 2004-11-02 18:57 | draft