大学の部では慶大を退け、東亜大が見事に連覇を達成した。隙の無い良いチームでした。その東亜大のエース、竹林投手は実にスマートな奴だ。ストレートのMAXは140キロらしいけど、試合では135,6キロが精一杯、アベレージにすると135~125キロと言ったところ。
…が、120キロ台のストレートで三振を取り捲る事が出来る、腕の振りが見え辛いフォームが特徴的なのだ。 スライダーやチェンジアップを駆使し、緩急や縦の変化を自在に操り、ストライクゾーンを完全に把握している。まさにボール一個の出し入れが出来る抜群の制球力、キャッチボール感覚で放るテンポの良さ、マウンド度胸、連投可能なスタミナ、全てを兼ね備えている右腕だ。 昨年、投手転向してまだ日が浅い事実に驚かされたが、リーグ(DH制)では打席に立たないと言うのにバッティングの方も今大会は五番を任されている。元々三塁手だった事もあり、フィールディングや走塁の勘も非常に優れている、のは当然か。 一流どころの投手と比較して物足りないのは"球速"だけではないか。この投手が来年のドラフトでどう評価されるか非常に楽しみだ。まだ来年の全体像を把握できていないのではっきりとは断言できないが、4,5巡ならば一考したい。 東亜大ではもう一人、日野原遊撃手に注目している。決して派手な選手ではないが確実に仕事をする井端タイプの巧打者。隙の無い守備が見事な東亜大で、昨年から堅実な守備を見せている。内野の薄いチームにはお勧めです。 その他に気になった選手を挙げておこう。 【投手】
by 2dstyle
| 2004-11-29 20:07
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